专利摘要:
方法が、基地局及び移動局を含むOFDMA無線ネットワークにおいてアンテナを選択する。移動局は、利用可能なアンテナの異なる複数のサブセットを使用して、ダウンリンクサブフレームにおけるダウンリンクのチャネル状態を測定し、基地局と、移動局におけるアンテナの異なる複数のサブセットとの間のチャネル状態に基づいて、ダウンリンク受信のための受信アンテナのサブセットを選択する。基地局は、該基地局において受信される移動局からのアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクにおけるチャネル状態を測定し、基地局と、移動局におけるアンテナの異なる複数のサブセットとの間のチャネル状態に基づいて、移動局のアップリンク送信のための送信アンテナのサブセットを選択する。
公开号:JP2011511490A
申请号:JP2010529025
申请日:2009-03-04
公开日:2011-04-07
发明作者:オーリック、フィリップ・ヴィ;ジャン、ジンユン;タオ、ジフェング;モリッシュ、アンドレアス・エフ;繁 内田;健太郎 澤
申请人:ミツビシ・エレクトリック・リサーチ・ラボラトリーズ・インコーポレイテッド;
IPC主号:H04B7-08
专利说明:

[0001] 本発明は、包括的には無線ネットワークに関し、特に、OFDMAネットワークにおいてアンテナを選択することに関する。]
背景技術

[0002] 直交周波数分割多重化(OFDM)
OFDMは、複数の直交サブキャリアを使用して、情報を比較的低いシンボルレートで送信する。利点として、OFDMは、単一キャリアを使用して、高周波数減衰、狭帯域干渉、及びマルチパスによる周波数選択性フェージングのような、チャネル状態及び品質における深刻な変化に耐えることができる。OFDMは、1つの迅速に変調される広帯域信号ではなく複数の低速に変調される狭帯域信号を使用するため、チャネル等化が簡略化される。シンボルレートが低いことにより、シンボル間干渉(ISI)を無くしながら、ガードインターバル及び時間拡散が可能になる。OFDMシンボルのいくつかにおけるサブキャリアのいくつかは、チャネル状態を推定し同期を実行するためにパイロット信号を搬送する。]
[0003] 直交周波数分割多元接続(OFDMA)
欠点として、OFDMは、チャネルに対しマルチユーザチャネルアクセスを提供しない。OFDMAは、この問題を、複数の送受信機の時間、周波数又は符号化による分離によって補正する。すなわち、周波数分割多元接続は、異なるOFDMサブチャネルを異なる送受信機に割り当てることによって達成される。サブチャネルは、周波数において物理的に隣接する必要のないサブキャリアのグループである。OFDMAは、一般にWiMAXと呼ばれるIEEE802.16無線MAN標準規格のアップリンクにおいて使用される。]
[0004] WiMAX
IEEE802.16標準規格は、エアインタフェースを定義するが、WiMAXは、IEEE802.16エアインタフェースとシステムのネットワーキング態様との両方を規定する。WiMAXは、ブロードバンド無線アクセス技術である。これについては、参照により本明細書に援用される、「IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks - Part 16: Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems」(IEEE Computer Society and the IEEE Microwave Theory and Techniques Society、 October 2004)及び「IEEE Standard for Local and Metropolitan Area Networks - Part 16: Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems、 Amendment 2: Physical and Medium Access Control Layers for Combined Fixed and Mobile Operation in Licensed Bands」(IEEE Computer Society and the IEEE Microwave Theory and Techniques Society、 February 2006)を参照されたい。]
[0005] アンテナ選択
各アンテナは、別個のチャネル利得がある異なる伝播経路を提供することが知られている。したがって、基地局(BS)及び移動局(MS)において送受信性能が最適化されるように、N個の利用可能なアンテナから成るサブセットをM個のRFチェーンに選択的に接続することが重要である。ここでN≧Mである。この機能は、アンテナ選択(AS)として知られている。アンテナ選択は、ビット誤り率(BER)、信号対雑音比(SNR)及びスループット(TH)に関してシステム性能を向上させる方法である。]
[0006] アンテナ選択は、IEEE802.11n、3GPPロングタームエボリューション(LTE)、R1−063089「Low cost training for transmit antenna selection on the uplink」(Mitsubishi Electric、NTT DoCoMo、 3GPP RAN1#47)、R1−063090「Performance comparison of training schemes for uplink transmit antenna selection」(Mitsubishi Electric、 NTT DoCoMo、 3GPP RAN1#47)、R1−0636091「Effects of the switching duration on the performance of the within TTI switching scheme for transmit antenna selection in the uplink」(Mitsubishi Electric、 NTT DoCoMo、3GPP RAN1#47)、及びR1−051398「Transmit Antenna Selection Techniques for Uplink E-UTRA」(Institute for Infocomm Research (I2R)、 Mitsubishi Electric、 NTT DoCoMo、 3GPP RAN1#43)、R1−070524「Comparison of closed-loop antenna selection with open-loop transmit diversity (antenna switching between TTIs)」(Mitsubishi Electric、 3GPP RAN1#47bis)のような他のMIMOベースの無線標準規格によって既に使用されている。これらはすべて参照により本明細書に援用される。]
[0007] アンテナ選択はIEEE802.16標準規格に従って設計されるネットワークにおいても使用されている。IEEE802.16標準規格では、BS及びMSにおいて複数のアンテナ素子及び無線周波数(RF)チェーンがサポートされている。しかしながら、アンテナ選択は、IEEE802.16eに従って設計されるネットワークにおいて、BSにおけるプレコーディング方式としてのみ使用される。MSにおいてはアンテナ選択は予見されていない。]
[0008] WiMAXネットワーク
図1は、従来のIEEE802.16WiMAXネットワークを示す。本ネットワークは、BSとMSとの間のポイント・ツー・マルチポイント通信を使用する。BSは、それぞれ接続101〜103での特定のセルにおけるMS1〜MS3との通信のすべてを管理及び調整する。各MSは、1つのBSと直接通信し、BSは、ネットワークのインフラストラクチャ110又は「バックボーン」と通信する。MSへの、及びMSからのすべての通信は、BSを通過しなければならない。] 図1
[0009] 基本の無線通信を実行するために、BS及びMSの双方に、少なくとも1つのRFチェーンが装備される。通常、BSにおいて、アンテナ素子N及びRFチェーンMの数は等しく、すなわちN=Mである。しかしながら、コスト、サイズ及びエネルギー消費の制限があるため、実際は、通常、MSではRFチェーンよりアンテナの方が多い。したがって、MSにおいてアンテナ選択が使用される。]
[0010] 従来のIEEE802.16標準規格は、時分割複信(TDD)モードと周波数分割複信(FDD)モードとを共にサポートする。本明細書において説明されるアンテナ選択は、両モードに適用される。]
[0011] フレーム構造
図2に示すように、TDDモードは、MSからBSへのアップリンクとBSからMSへのダウンリンクとにおいてフレーム構造を使用する。標準規格では、プリアンブル、FCH、バースト、マップ並びにギャップTTG及びRTGが完全に定義される。図2において、水平軸は時間を示し、垂直軸はサブチャネルを示す。第1のサブフレームはダウンリンク(DL)送信のためのものであり、第2のサブフレームはアップリンク(UL)のためのものである。IEEE802.16のダウンリンクサブフレーム及びアップリンクサブフレームの両方において、マルチユーザチャネルアクセスのためにOFDMAが使用される。OFDMAは、周波数領域における直交サブキャリア(サブチャネル)のセット及び時間領域におけるシンボルとを分離し、それにより、複数のMSが、シンボル及び周波数サブキャリアのような帯域幅資源をすべて共有することができるようにする。このため、常に単一の送受信機しか対応することができないOFDMとは対照的に、OFDMAにより、複数のMSがOFDMAシステムにおいて同時に通信することができる。] 図2
[0012] 図1において、BSとMSとの間の101、102及び103のような各接続には、2次元ブロック、すなわち持続時間及び周波数サブキャリアを含む時間−周波数資源が配分される。OFDMA技術によって、BSは、2次元帯域幅資源を使用することにより接続101、102、103ですべてのMSと通信することができる。] 図1
[0013] IEEE802.16標準規格では、配分される最小資源単位はスロット200である。スロット200のサイズは、MS及びBSがアップリンク及びダウンリンクにおいて送信のために使用する置換モードに基づく。置換モードは、時間領域及び周波数領域における資源割当てのタイプを定義する。UL及びDLに対して異なるモードが定義される。特定の置換を使用することにより、各スロットに、所与の数のOFDMAシンボル及びサブキャリアが含まれる。]
[0014] 図3は、OFDMAシンボル300の構造を示し、Tsはシンボル持続時間であり、Tbは情報(データ)持続時間であり、TgはサイクリックプレフィックスCP301である。CP301は、Tbの最後にデータから導出され、シンボルの最初にコピーされる。Tgは、構成可能な期間であり、およそ数マイクロ秒長である。高速フーリエ変換(FFT)によって周波数サブキャリアが生成され、完全な周波数スペクトルが構成される。周波数サブキャリアは、DCサブキャリア、データサブキャリア、パイロットサブキャリア及びガードサブキャリアのような異なる用途に従って複数のグループに分類される。] 図3
[0015] ダウンリンク及びアップリンク両方の多元接続に対してOFDMAを使用する現在のIEEE802.16e標準規格は、移動局におけるアンテナ選択をサポートしていない。]
[0016] 参照により本明細書に援用される、200年7月13日付けでTao他によって出願された米国特許出願第11/777,356号「Method and System for Selecting Antennas Adaptively in OFDMS Network」(以下Taoと称する)は、アンテナよりも少ないRFチェーンを有するIEEE802.16移動局におけるアンテナ選択のための方法及びシステムを記載している。]
発明が解決しようとする課題

[0017] しかしながら、上記特許文献に記載されるトレーニングプロセスは、ハードウェア能力に依拠して、アンテナを切り替えている間に正確なチャネル推定を与えるのには不十分である。さらに、そのプロトコル及びシグナリングの設計において、最適解をもたらすことができない幾つかのシナリオが存在する。本発明の実施の形態によるシグナリング及びトレーニングの方法は、これらの問題に対処する。]
課題を解決するための手段

[0018] 方法が、基地局及び移動局を含むOFDMA無線ネットワークにおいてアンテナを選択
する。]
[0019] 移動局は、利用可能なアンテナの異なる複数のサブセットを使用して、ダウンリンクサブフレームにおけるダウンリンクのチャネル状態を測定し、基地局と、移動局におけるアンテナの異なる複数のサブセットとの間のチャネル状態に基づいて、ダウンリンク受信のための受信アンテナのサブセットを選択する。]
[0020] 基地局は、該基地局において受信される移動局からのアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクにおけるチャネル状態を測定し、基地局と、移動局におけるアンテナの異なる複数のサブセットとの間のチャネル状態に基づいて、移動局のアップリンク送信のための送信アンテナのサブセットを選択する。]
図面の簡単な説明

[0021] 本発明の実施形態によって使用されるIEEE802.16WiMAXネットワークの概略図である。
本発明の実施形態によって使用されるTDDモードの下でのIEEE802.16フレーム構造の概略図である。
本発明の実施形態によって使用されるOFDMAシンボルの概略図である。
本発明の実施形態による、MSにおいて2つのRFチェーン及び4つのアンテナを使用してBSと通信するときの概略図である。
本発明の実施形態による、MSにおいて2つのRFチェーン及び4つのアンテナを使用してBSとの通信するときの別の概略図である。
本発明の実施形態によるDL PUSCスロットの概略図である。
本発明の実施形態による、DL PUSCゾーンのためのアンテナ切り替えの概略図である。
本発明の実施形態による、ダウンリンクサブフレームにおけるアンテナ切り替えの概略図である。]
実施例

[0022] 本明細書において、以下の用語を定義し使用する。]
[0023] スロット:
スロットは、UL及びDLにおいてMSに配分される最小資源単位である。スロットは2次元であり、持続時間及び周波数サブキャリアで測定される。]
[0024] アンテナ選択(AS):
ASは、MS又はBSにおいてシステム性能を最適化するために送受信中に使用される。ASは、送信アンテナ選択(TAS)及び受信アンテナ選択(RAS)に分類することができ、それらは、それぞれ送信及び受信するためにアンテナを選択するように意図される。]
[0025] パイロットサブキャリア/ト−ン:
IEEE802.16では、サブキャリアは、データサブキャリア、パイロットサブキャリア、DCサブキャリア、及びガードサブキャリアを含むいくつかのグループに分割される。受信機は、パイロットサブキャリアにおける受信信号を使用し、チャネルを推定する。サブキャリアのセット全体におけるパイロットの配分は、置換モードによって決まる。]
[0026] ダウンリンク移動局受信アンテナ選択のためのシグナリング
本発明の実施形態は、基地局及び移動局を含む直交周波数分割多元接続(OFDMA)無線ネットワークにおいてアンテナを選択するための方法及びシステムを提供する。移動局は、アンテナのセットと、おそらくより少ないRFチェーンとを有する。したがって、アンテナのサブセットを選択する必要があり、該サブセットは、セット内のアンテナのうちの1つ又は複数とすることができる。]
[0027] 移動局(MS)において基地局(BS)からダウンリンクで受信する信号のためのアンテナ選択を可能にするために、追加のシグナリングは一切必要とされない。MSは使用するアンテナのサブセットを自立的に選択することができる。反転チャネル(reciprocal channel)において、MSが送信及び受信のためにアンテナの同じサブセットを使用することができるため、アップリンクは制御シグナリングを必ずしも必要としない。ここで反転とは、チャネル状態及びチャネル品質がダウンリンク及びアップリンクにおいて実質的に同じであることを意味する。非反転とは、ダウンリンクのためのチャネル状態及びチャネル品質と、アップリンクのためのチャネル状態及びチャネル品質とが実質的に異なることを意味する。]
[0028] しかしながら、アンテナの選択されたサブセットをBSにシグナリングすることには幾つかの利点が存在する。BSがチャネル追跡を実施する場合、MSはBSに対してアンテナの選択されたサブセットを示さなくてはならない。これは、アンテナ変更によってチャネル状態に急激な変化が生じ得るためである。そのようなチャネル追跡は、チャネル予測、雑音低減等に有用である。BSがアンテナ選択を行うこともできる場合、BSは、自身が受信するトレーニング信号が、MSにおけるアンテナの同じサブセットから発生していることを確実にしなくてはならない。]
[0029] したがって、MSは、アンテナサブセットを切り換えたことを示さなくてはならない。MSは、これを1ビット情報でBSに示すことができる。この1ビットは、一般的なMACヘッダ、サブヘッダ、拡張サブヘッダ、又はペイロードを有しないMACヘッダ内に存在することができる。代替的に、MSは、別個の管理メッセージを送信して、サブセットの切り替え、又は該MSが切り換えたアンテナサブセットのインデックスを示すことができる。]
[0030] たとえば、移動局が4つのアンテナと2つのRFチェーンを有する場合、各アンテナのインデックス(.)は、(1)アンテナ1、(2)アンテナ2、(3)アンテナ3、(4)アンテナ4とすることができる。MSは選択された2つのアンテナのインデックスをフィードバックするのみでよい。代替的に、MSはインデックスを用いて可能なサブセットをラベル付けすることができる。たとえば、4つのアンテナ及び2つのRFチェーンを有する移動局の場合、該移動局の可能なアンテナサブセットを、(1)アンテナ1及び2、(2)アンテナ1及び3、(3)アンテナ1及び4、(4)アンテナ2及び3、(5)アンテナ3及び4、(6)アンテナ3及び4としてインデックス(.)を付けることができる。MSは、選択されているアンテナサブセットに関して1つのインデックスをフィードバックすることができる。当然ながら、後者の例の場合、BSは各アンテナサブセット内の各アンテナのアイデンティティ及びインデックスを通知されなくてはならないため、MSとBSとの間の追加の通信が必要となる。]
[0031] MSは、このアンテナインデックス又はアンテナサブセットインデックスを、サブヘッダ、拡張サブヘッダ、又はペイロードを有しないMACヘッダにおいてBSにフィードバックすることができる。代替的に、MSは、別個の管理メッセージを送信して、選択されたサブセット内のアンテナのアイデンティティを示すこともできる。]
[0032] アップリンク移動局送信アンテナ選択のためのシグナリング
Taoは、アップリンクのための、移動局における送信アンテナの選択をサポートするためのOFDMAアンテナ選択制御情報要素(IE)を記載している。]
[0033] 参照の目的でIEのフォーマットを表1に示し、下記で短く説明する。]
[0034] ]
[0035] 値「0x0B」を有する、ASC ULIEにおける「拡張UIUC」フィールドは、このIEが拡張UIUC IEであることを示す。「長さ」フィールドは、後続する「UL_AS_制御」及び「UL_AS_選択」フィールドのバイト長を示す。]
[0036] 「UL_AS_制御」フィールドは、1にセットされる場合、MSが、現フレームにおいてアップリンク送信機アンテナ選択を実行することを示す。このフィールドが0にセットされる場合、MSは、「UL_AS_選択」フィールドを使用して、選択されたサブセットを指示する。より詳細には、「UL_AS_選択」フィールドの値は、後の送信に対していずれのアンテナサブセットが選択されたかを示す。たとえば、「UL_AS_制御」フィールドが「0x01」である場合、これは、元のアンテナサブセットを使用した直後に切り換えられるアンテナサブセットが、後続するアップリンク送信に対して選択されることを意味する。]
[0037] しかしながら、さらなる設計最適化が可能である。たとえば、図4及び図5は、4つのアンテナ401及び2つのRFチェーン402を有するMSのためのアップリンク送信アンテナ選択のためのトレーニング手順の一例を示している。図4において、MSは自身の2つのRFチェーンを、アンテナ1及び2を含むサブセットに接続し、パイロットをアップリンクでBSに送信する。図5において、MSは自身の2つのRFチェーンを、アンテナ3及び4を含むサブセットに接続し、パイロットをアップリンクでBSに送信する。] 図4 図5
[0038] 最適なアンテナ選択をするために、アンテナサブセットのすべての可能な組み合わせを使用してMSはパイロット信号を送信する。すなわち、たとえば、MSは図4及び図5に示すアンテナサブセットの組み合わせのみでなく、上述したインデックスを有する以下の可能なアンテナサブセット、すなわち
a.アンテナ1及び3を含むアンテナサブセット(2)
b.アンテナ1及び4を含むアンテナサブセット(3)
c.アンテナ2及び3を含むアンテナサブセット(4)
d.アンテナ2及び4を含むアンテナサブセット(5)
も使用してパイロットを送信する。] 図4 図5
[0039] このアンテナサブセット検査/トレーニングプロセスは、大きなオーバヘッドを生じ得ることに留意されたい。]
[0040] しかしながら、MSがすべての可能なアンテナサブセットの組み合わせを使用してパイロットを送信する必要なく、BSが、MSの各アンテナに関連付けられるチャネル情報を取得し、次に最適なアンテナサブセット、たとえばアンテナ1及び3を選択することは技術的に実現可能である。]
[0041] これを可能にするために、Taoによって記載されるアンテナ選択制御ULIEは不適格であり、新たなシグナリングメッセージが必要とされる。新たなシグナリングメッセージは、BSに、MSがアップリンクアンテナ選択を実施すること、並びに
a.アンテナの選択されたサブセットのインデックス、及び
b.アンテナの各選択されたサブセット内の固有のアンテナのアイデンティティ
を示す。]
[0042] 基本能力交渉(Basic Capability Negotiation)のためのシグナリング
Taoは、SBC−REQメッセージ及びSBC−RSPメッセージ内の拡張された「MIMOのためのOFDMASS変調器サポート(OFDMA SS Demodulator for MIMO support)」TLV及び拡張された「MIMOのためのOFDMA SS復調器サポート(OFDMA SS Modulator for MIMO support)」TLVを使用して、BSからMSへのダウンリンクのための受信アンテナ選択をサポートする能力、及びアップリンクのための送信アンテナ選択をサポートする能力を交渉する。]
[0043] 現行のIEEE802.16標準規格における変更、RevD3「DRAFT Standard for Local and metropolitan area networks, Part 16: Air Interface for Broadband Wireless Access Systems, P802.16Rev2/D3 (February 2008)(Revision of IEEE Std 802.16-2004 and consolidates material from IEEE Std 802.16e-2005, IEEE Std 802.16-2004/Corl-2005, IEEE Std 802.16f-2005 and IEEE Std802.16g-2007)」が与えられているものとして、「MIMOのためのOFDMASS復調器サポート」TLV及び「MIMOのためのOFDMA SS変調器サポート」TLVの設計を以下のように変更する。]
[0044] ]
[0045] ]
[0046] これらの2つの拡張TLVの解釈の仕方の説明を以下の表4に与える。]
[0047] ]
[0048] 代替的なシグナリング設計として、ダウンリンク受信アンテナ選択がBSに対して完全にトランスペアレントである場合、現行の802.16標準規格において定義される「MIMOのためのOFDMASS復調器サポート」TLVのフォーマットを再利用し、ビット#22及び23を他の利用のために予約済みのままにしておくことができる。この場合、MSは、ダウンリンクアンテナ選択を使用するか否かを完全に独自に判断することができる。]
[0049] アンテナ選択のためのトレーニング
Taoによって記載されるトレーニングプロセスにおいて、MSはパイロットトーンを含む異なるシンボルのために異なるアンテナサブセットを使用し、それによってBSと、使用されている特定のアンテナサブセットとの間のチャネルを推定することができるようにする。最終的なアンテナ選択決定は、BSと、複数のアンテナサブセットとの間のチャネルの品質推定に基づいて行われる。]
[0050] しかしながら、実施制約に起因して、トレーニングプロセスは実現可能でない場合がある。たとえば、実施は、スロットが送信及び/又は受信のための資源ユニットとして使用されるように行われ得る。加えて、単一のOFDMAシンボル内に含まれるパイロットは、十分に正確なチャネル推定を得ることを可能にしない。これらの問題に対処するために、MSは、チャネル推定のために、異なる資源ブロックにおいて異なるアンテナサブセットを使用することができる。]
[0051] 資源ブロックは、IEEE802.16標準規格において定義されるOFDMAスロットとすることができる。たとえば、図6は、DL部分使用サブキャリア(PUSC)モードにおけるスロットのスロット構造を示している。このモードでは、各スロットは、時間においてOFDMAシンボルの2つの連続したセットを含み、周波数において1つのサブチャネルを含む。各サブチャネルは、FFTサイズが1024のとき、14個のサブキャリアを含む。OFDMAシンボルを奇数シンボル601及び偶数シンボル602と呼ぶことができる。パイロットシンボル611及びデータ612のロケーションは、奇数OFDMAシンボル及び偶数OFDMAシンボルにおいて異なる。] 図6
[0052] 図7は、MSがアンテナセットj701を使用してシンボルk703及びシンボルk+1 704を受信する一例を示している。そして、MSは、たとえばシンボルk+2のサイクリックプレフィックス中にアンテナセットj+1 702に切り替え、シンボルk+2 705及びk+3 706を受信する。このプロセスは、全てのさらなるアンテナセットが検査されるまで、シンボルk+4、k+5等について継続することができる。受信機によって使用される選択プロセスに依拠して、わずかな数のアンテナサブセットしか検査される必要がないことに留意されたい。これまでに受信したアンテナセットのチャネル状態情報に基づいて、MSは性能を最適化するのに使用するアンテナセットを確定することができる。] 図7
[0053] 単一のOFDMAスロットがチャネル推定のための十分なパイロットトーンを含まない場合、資源ブロックは複数のOFDMAスロットを含む。OFDMAスロットが、アンテナの異なるサブセットについて異なる数のOFDMAシンボル及びサブキャリアを含むことができることに留意されたい。]
[0054] 資源ブロックは、受信のための対応するダウンリンクサブフレームにおいてMSに配分されるOFDMA資源全体とすることもできる。図8に示すように、たとえばMSiは、BSがMSに配分するOFDMA資源における受信のために1つのアンテナサブセットjを使用し、BSが別のMSi+1に割り当てるOFDMA資源における受信のために、別の候補アンテナサブセットj+1を使用することができる。] 図8
[0055] 本発明を、好ましい実施形態の例を用いて説明したが、本発明の精神及び範囲内でさまざまな他の適応及び変更を行うことができるということが理解されなければならない。したがって、添付の特許請求の範囲の目的は、本発明の真の精神及び範囲内にあるこのような変形及び変更のすべてを包含することである。]
权利要求:

請求項1
利用可能なアンテナを有する基地局及び移動局を含むOFDMA無線ネットワークにおいてアンテナを選択するための方法であって、前記移動局によって、利用可能なアンテナの異なる複数のサブセットを使用して該移動局において受信される前記基地局からのダウンリンクサブフレームを使用して、ダウンリンクのチャネル状態を測定することであって、各前記サブセットは関連付けられるインデックスを有し、各前記アンテナは関連付けられるアイデンティティを有する、測定すること、前記移動局によって、前記基地局と、該移動局における前記アンテナの異なる複数のサブセットとの間の前記チャネル状態に基づいて、ダウンリンク受信のための受信アンテナのサブセットを選択すること、前記基地局によって、該基地局において受信される前記移動局からのアップリンクサブフレームを使用して、アップリンクのチャネル状態を測定すること、及び前記基地局が、前記アップリンクチャネルと前記ダウンリンクチャネルとが実質的に異なると判断する場合、該基地局によって、該基地局と、前記移動局における前記アンテナの異なる複数のサブセットとの間の前記チャネル状態に基づいて、前記移動局における、アップリンク送信のための送信アンテナのサブセットを選択すること、を含む、方法。
請求項2
1ビットを使用して、前記移動局が前記受信アンテナのサブセットを選択し前記アンテナの異なるサブセットのうちの1つに切り換えたことを前記基地局に示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項3
前記受信アンテナの前記選択されたサブセットの前記関連付けられるインデックス、及び前記受信アンテナの前記選択されたサブセット内の前記アンテナのアイデンティティを前記基地局に示すことをさらに含む、請求項2に記載の方法。
請求項4
前記アンテナ選択が前記ダウンリンクに関してサポートされているか否かを、前記BSから前記MSに明示的に示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項5
前記アンテナ選択が前記アップリンクに関してサポートされているか否かを、前記BSから前記MSに明示的に示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項6
前記アンテナ選択が前記ダウンリンクに関してサポートされているか否かを、前記MSから前記BSに明示的に示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項7
前記アンテナ選択が前記アップリンクに関してサポートされているか否かを、前記MSから前記BSに明示的に示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項8
前記BSがダウンリンクアンテナ選択をサポートしておらず、且つ前記受信アンテナのサブセットの前記選択が前記基地局に対してトランスペアレントである場合、前記MSは前記受信アンテナのサブセットを前記BSに対してトランスペアレントに選択する、請求項1に記載の方法。
請求項9
前記送信アンテナの前記選択されたサブセットの前記関連付けられるインデックス、及び前記送信アンテナの前記選択されたサブセット内の前記アンテナのアイデンティティを前記移動局に示すことをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項10
前記ダウンリンクの前記チャネル状態の前記測定は、1つ又は複数のOFDMAスロットを含む資源ブロック上で実施され、1つのそのようなOFDMAスロットは、パーミュテーションに依拠して、時間において、OFDMAシンボルの1つ又は複数の連続したセットを含み、周波数において1つ又は複数のサブチャネルを含む、請求項1に記載の方法。
請求項11
前記資源ブロックは1つのOFDMAスロットを含み、前記測定は、アンテナの異なるサブセットについて異なるOFDMAシンボルを使用する、請求項10に記載の方法。
請求項12
前記資源ブロックは複数のOFDMAスロットを含み、前記測定は、アンテナの異なるサブセットについて異なるOFDMAスロットを使用する、請求項10に記載の方法。
請求項13
前記資源ブロックは、前記OFDMA資源における、受信のための対応するダウンリンクサブフレームにおいて前記MSに配分されるOFDMA資源全体であり、前記MSは、前記BSが前記MSに配分する前記OFDMA資源における受信のために、アンテナの1つのサブセットを使用し、前記BSが別のMSに配分する前記OFDMA資源における受信のために、アンテナの別のサブセットを使用する、請求項10に記載の方法。
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同族专利:
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